船橋市には、アライグマとハクビシンに限って捕獲用のワナを無料で貸してくれる制度があります。しかも設置と回収は市の委託業者がやってくれます。ただし申請には写真が必須で、借りたあとの見回りやエサの用意は自分の仕事です。何が無料で、どこからが自分の負担かを整理します。
結論:船橋市はアライグマ・ハクビシンの捕獲ワナを無料で貸し出し、設置・撤去・捕獲個体の回収を市の委託業者が行います。申請はスマート申請で、糞・足跡・被害状況などの写真の添付が必須。貸出は最大8週間で、エサの準備と毎朝の見回りは申請者の役目です。猫やタヌキなど対象外の動物がかかった場合はその場で放されます。
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この記事の目次
市が貸すのは「ワナ」、設置と回収は委託業者
船橋市の制度は、川崎市のように「器具を借りて自分で設置する」型ではありません。ワナの設置・撤去・捕獲した個体の回収まで、市が委託した専門業者が担当します。対象は外来種のアライグマとハクビシンだけです。
猫やタヌキ等の在来種等の対象の生物以外が捕獲された場合、駆除できないため、その場で放します。
出典:船橋市「アライグマ・ハクビシンの捕獲用ワナの貸し出し」(2026年8月19日更新)船橋市「アライグマ・ハクビシンの捕獲用ワナの貸し出し」を見る
申請の条件:写真が無いと通らない
申請はスマート申請(オンライン)で、アライグマ等の個体本体、糞、足跡、被害状況のいずれかの写真を添付します。動画は不可です。「音がするだけ」の段階では申請できないので、まず痕跡を撮っておくのが先です。糞や足跡の見分け方はアライグマの足跡・フンの見分け方とハクビシンのフンの特徴で解説しています。
| やること | 誰が | 費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 申請(スマート申請) | 本人 | 無料 | 写真の添付が必須・動画不可 |
| ワナの設置・撤去 | 市の委託業者 | 無料 | 貸出期間は最大8週間 |
| エサの準備・毎朝の見回り | 本人 | 自己負担 | バナナなど果物・甘いお菓子。祝日・年末年始の前日夜は閉鎖 |
| 捕獲個体の回収 | 市の委託業者 | 無料 | 対象外の動物はその場で放す |
| 侵入口の封鎖・清掃消毒 | 本人か業者 | 自己負担 | 制度の対象外 |
ワナは「捕まえる」まで。屋根裏の侵入口は塞がれません。1頭捕まえても、8cm程度の隙間が残っていれば別の個体が入ります。船橋市自身も、隙間を金網で塞ぐ・枝を剪定する・木酢液や忌避剤を撒くといった自衛策を案内しています。
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業者に頼んだ場合の費用相場【動物別】
| 動物 | 軽度の目安 | 重度の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ハクビシン | 3万〜10万円 | 10万〜30万円 | 屋根裏被害の代表格 |
| アライグマ | 5万〜15万円 | 15万〜30万円超 | 捕獲に手続きが必要で高め |
| ネズミ | 1万〜10万円 | 10万〜30万円 | 繁殖が早く再発対策が費用を左右 |
| イタチ | 3万〜10万円 | 10万〜25万円 | 臭いの処理まで含むと高め |
金額は「どこまでやるか」で決まります。追い出しだけの見積もりは安く見えますが、侵入口を塞がないと戻ります。内訳の比べ方は業者の選び方7つのチェックポイントで解説しています。
船橋市で気をつけたい3点
- 個人で捕獲許可を取る相談先は県——ワナ貸出を使わずに自分で捕獲する場合の許可は、千葉県葛南地域振興事務所(047-424-8092)が窓口です。→ 捕獲許可の取り方
- 業者の紹介は千葉県害虫防除協同組合——市のページは民間業者の紹介先として組合(043-221-0064)を案内しています。相見積もりの取り方は業者の選び方へ
- ネズミは別の窓口——ネズミはこの制度の対象外です。→ 千葉県のネズミ駆除
📄 業者選び10項目チェックリスト(PDF・231KB・無料)(新しいタブで開きます)
船橋市の害獣駆除でよくある質問
Q. ワナの貸し出しにお金はかかりますか?
市のページでは無料と案内されています。ただし、エサの準備や見回りは申請者の負担で、侵入口の封鎖や清掃消毒は制度に含まれません。
Q. 音はするけれど、糞も足跡も見つかりません。申請できますか?
申請には個体・糞・足跡・被害状況のいずれかの写真が必須です。まず屋根裏や軒下の痕跡を探してください。正体の見分け方は屋根裏の物音の判別表で解説しています。
Q. 賃貸です。費用は大家と入居者のどちらが払いますか?
建物の隙間など構造上の原因なら、修繕は貸主の義務が原則です(民法606条)。入居者には遅滞なく通知する義務があるため、先に業者を手配せず、まず管理会社へ連絡してください。→ 駆除費用は誰が払う?賃貸・持ち家の負担区分
Q. 捕まったのがタヌキや猫だったらどうなりますか?
市のページに「その場で放します」と明記されています。対象はアライグマとハクビシンだけです。
まとめ:無料なのは「ワナと回収」、残るのは「封鎖」
船橋市の制度は、写真さえ用意できれば手続きの負担が小さく、設置と回収まで市の委託業者がやってくれる点で親切です。一方で、捕獲が終わっても侵入口はそのままです。戻ってこないようにする封鎖と清掃までを一続きで計画するのが、結果的にいちばん安く済みます。
船橋市の屋根裏の物音・フン被害でお困りの方へ(関東全域対応)
運営:株式会社uloie「駆除太郎」/本記事は2026年9月時点の情報をもとにしています。

















