千葉県は市によって「もらえるもの」が大きく違います。殺そ剤を無料配布している市もあれば、配布を終了した市もあります。使えるものを確認してから動くと、費用も手間も減らせます。
結論:船橋市と市川市は殺そ剤を無料配布しています。市川市は2026年4月から忌避剤の試験配布も始めました。一方千葉市は殺鼠剤の交付業務を終了しています。どの市も駆除作業は行わず、紹介窓口は千葉県害虫防除協同組合(043-221-0064)です。
千葉県全域対応。天井裏の音・かじり跡は無料点検でご相談ください
この記事の目次
千葉県の自治体はどこまでやってくれる?
| 自治体 | 相談 | 無料でもらえる・借りられるもの | 駆除作業 |
|---|---|---|---|
| 船橋市 | 保健所衛生指導課 | 殺そ剤の無料配布あり(複数の配布場所) | 行っていない |
| 市川市 | 生活環境保全課 | 殺そ剤を無料配布+忌避剤の試験配布(2026年4月〜) | 行っていない |
| 千葉市 | 保健所環境衛生課 | 殺鼠剤の交付業務は終了 | 行っていない |
| 松戸市 | 県の松戸保健所 | 公式ページに配布の記載なし | 行っていない |
| 柏市 | 保健所生活衛生課 | 公式ページに配布の記載なし | 記載なし |
船橋市・市川市は殺そ剤がもらえる
市では、ねずみ対策として、殺そ剤の配布を行っております。(中略)※職員による駆除作業は行っておりません。
出典:船橋市「ねずみ対策」(令和6年3月29日更新)city.funabashi.lg.jp
船橋市は市内の複数の配布場所で殺そ剤を無料配布しています。粘着シートや捕獲器は市販品の購入を案内していて、貸出は行っていません。市川市も屋内使用のみ・本人確認書類の持参を条件に、複数施設で殺そ剤を配布しています。
さらに市川市は2026年4月から忌避剤の試験配布を始めました。市内在住であることと、調査票への回答協力が条件とされています。今回調べた関東の自治体のなかで、この試験配布を確認できたのは市川市だけでした。
薬剤は「効く場面」が限られます。クマネズミは殺そ剤への反応が鈍く、警戒心も強い性質があります。もらった薬剤で減らないときは、侵入口が残っている合図です。→ クマネズミ対策の正解は?
千葉市は交付を終了、松戸市は県の保健所
駆除作業については市では実施しておりませんので、専門業者への相談をお勧めしています。(駆除費用は有料)(中略)殺鼠剤の交付業務は終了いたしましたのでご了承ください。
出典:千葉市「ねずみや害虫などを駆除するには、どうしたらよいですか。」(2026年3月4日更新)city.chiba.jp
千葉市はかつて殺鼠剤を交付していましたが、公式ページに「殺鼠剤の交付業務は終了いたしました」と記載されています。駆除作業も市では実施しておらず、専門業者への相談を案内しています。
松戸市は市独自の保健所を持たず、県の松戸保健所(松戸健康福祉センター)が窓口です。同センターは松戸市・流山市・我孫子市を管轄しています。紹介先として千葉県ペストコントロール協会(043-221-7505)と千葉県害虫防除協同組合の2つを案内している点も、他の市と違います。
「自治体で借りた器材だけでは減らない」——そんなときは無料点検で侵入口を洗い出します
ネズミ駆除の費用相場【作業内容別】
| 作業の範囲 | 費用の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 部分的な駆除 | 1万〜10万円 | 1部屋〜数部屋。捕獲・毒餌・簡易な封鎖 |
| 建物一式 | 10万〜30万円 | 調査・駆除・侵入口の封鎖・清掃消毒 |
| 封鎖のみ(追加) | 1箇所5千〜2万円 | 金網・パンチングメタル・防鼠パテなど |
| 清掃・消毒(追加) | 2万〜10万円 | フンの回収・消毒・断熱材の交換 |
金額の幅は「どこまでやるか」で決まります。追い出しだけの見積もりは安く見えますが、侵入口を塞がないと再発します。内訳の比べ方はネズミ駆除の費用相場と業者の選び方7つのチェックポイントで解説しています。
知っておきたい3つの注意点
制度は変わります。千葉市のように配布を終了した例があり、柏市の案内ページは更新日が古いままです(2026年9月時点)。利用前に必ず窓口へ確認してください。ページが見つからないことと、制度が無いことは別です。
- 市原市はねずみ専用ページを確認できませんでした——市原市も市独自の保健所を持たず、県の市原保健所の管轄です。電話での確認が確実です
- 賃貸なら先に管理会社へ——建物の隙間が原因なら修繕は貸主の義務が原則です。→ 費用は誰が払う?
- 屋根裏の音がネズミとは限らない——千葉県はアライグマの被害報告も多い地域です。→ 千葉県の害獣駆除の実態
依頼前に確認したい4項目
- 見積もりの内訳が分かれているか——調査/駆除/封鎖/清掃消毒/保証が別々に書かれているか
- 侵入口を何箇所塞ぐか——箇所数と材料(金網・パンチングメタル)が書かれているか
- 清掃・消毒が含まれるか——フンの回収と消毒まで含むか
- 再発時の対応——アフターの範囲と期間を書面で確認する
📄 業者選び10項目チェックリスト(PDF・231KB・無料)(新しいタブで開きます)
千葉県のネズミ駆除でよくある質問
Q. 賃貸です。駆除の費用は大家と入居者のどちらが払いますか?
建物の隙間など構造上の原因なら、修繕は貸主の義務が原則です(民法606条)。ただし入居者には遅滞なく通知する義務があるため、先に業者を手配せず、まず管理会社へ連絡してください。→ 駆除費用は誰が払う?賃貸・持ち家の負担区分
Q. 配布された薬剤だけで駆除できますか?
難しいことが多いです。餌を断ち、侵入口を塞ぐ対策と組み合わせないと、数が戻ります。
Q. 千葉市では何ももらえないのですか?
殺鼠剤の交付は終了しています。相談は受け付けており、専門業者への相談を案内しています。
Q. 市川市の忌避剤の試験配布は誰でも受けられますか?
市内在住であることと、調査票への回答協力が条件とされています。数量や期間は市の案内をご確認ください。
Q. 飲食店を経営しています。相談先は同じですか?
窓口は同じですが、店舗の場合は営業への影響もあるため、定期管理を含めて業者に相談したほうが結果的に安く収まることがあります。
まとめ:もらえるものを確かめ、封鎖までを見積もる
自治体は相談・助言と、地域によっては消耗品や器材の支援まで。駆除作業と侵入口の封鎖は自己負担で業者に依頼するのが基本です。まずお住まいの窓口で使える支援を確認し、そのうえで内訳の分かれた見積もりを比べてください。
駆除太郎は千葉県を含む関東全域に対応。点検・見積もり無料です
運営:株式会社uloie「駆除太郎」/本記事は2026年9月時点の情報をもとにしています。

















