雨上がりの庭、ベランダの手すり、屋根裏の埃の上に残った小さな足跡。「猫かな」と思っていたら5本指だった——それはアライグマかハクビシンの可能性があります。指の本数と形を見れば、かなり絞り込めます。
結論:アライグマは5本指で指が長く、人の子どもの手形のような足跡。ハクビシンも5本指ですが掌が丸く、前足が小さめ。タヌキは4本指で犬に似た形です。フンはアライグマが雑食で内容物が混ざり不定形、ハクビシンは同じ場所に集中する「ためフン」が特徴。アライグマは外来生物法の対象で無許可の捕獲はできません。
足跡の写真を送っていただければ、点検時に正体の目安をお伝えできます(関東全域)
この記事の目次
足跡で見分ける3動物【比較表】
| アライグマ | ハクビシン | タヌキ | |
|---|---|---|---|
| 指の本数 | 5本 | 5本 | 4本 |
| 形 | 指が長く、掌と指がつながる。人の子どもの手形のよう | 掌が丸く、指は短め。前足が後ろ足より小さい | 犬に似た形。指が前方にまとまる |
| 大きさの目安 | 5〜7cm前後 | 前足5cm前後、後ろ足7〜9cm前後 | 4〜5cm前後。前後の差が小さい |
| 爪跡 | はっきり残る | 木の幹に爪痕を残すことも | くっきり残ることが多い |
農林水産省の中型獣マニュアルでも、足跡は「指の数(5本か4本か)」から見分ける方法が示されています(農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル(中型獣類編)」)。※大きさは個体差があるため目安です。
フンで見分ける
| 動物 | フンの特徴 | 場所 |
|---|---|---|
| アライグマ | 太さ2〜3cm前後、雑食で種子や骨などが混ざり不定形 | 屋根裏の一角、ベランダ、庭の同じ場所 |
| ハクビシン | 果実の種が多く、同じ場所に集中する「ためフン」 | 屋根裏の一角、軒下 |
| タヌキ | 「ためフン」だが屋外中心 | 庭・空き地の同じ場所 |
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見つけた場所からわかること
- 屋根裏の埃の上——すでに住み着いている可能性が高い。フンの位置と合わせて侵入口を推測 → ハクビシンの侵入経路
- 雨どい・電線の下——屋根へ登るルートに使っている。夜間に外壁を観察すると出入りが見える
- ベランダ・庭——餌場として通っている段階。生ゴミ・果実・ペットフードの管理で通わなくなることも
アライグマだった場合の注意点
アライグマは特定外来生物です。見つけても自分で捕獲・移動はできず、許可のない箱わなの設置は違法になります。対応は「追い出し→封鎖」が基本で、捕獲が必要なときは自治体の手続きが要ります。→ アライグマ駆除は自分でできない?法律と費用/捕獲許可の取り方
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足跡の大きさ(公的資料)
農林水産省のマニュアルには、動物ごとの足跡の寸法が示されています。
アライグマは指が長く、5本がはっきりと分かれ、人の手形に似た足跡になる。指先に爪の跡が残ることが多い。前足の足跡は長さ5.5cm、幅6cm程度。(中略)ハクビシン 丸い手のひらに短い5本指が付くことが特徴。多くの場合爪の跡は付かない。
出典:農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル-アライグマ、ハクビシン、タヌキ、アナグマ-(中型獣類編)」maff.go.jp(PDF)(新しいタブで開く)
足跡・フンでよくある質問
Q. 猫の足跡との違いは?
猫は爪を出さずに歩くため爪跡が残らず、指は4本です。5本指で爪跡があればアライグマかハクビシンの可能性が高くなります。
Q. 足跡を保存するには?
定規や硬貨を横に置いてスマホで撮影しておくと、大きさの目安がわかり点検時の判断材料になります。
Q. 賃貸の場合、誰に連絡しますか?
屋根裏やベランダの被害は建物側の問題になることが多いため、まず管理会社へ写真を添えて連絡してください。
まとめ:指の本数と形で「誰が来ているか」がわかる
5本指で指が長ければアライグマ、5本指で丸い掌ならハクビシン、4本指ならタヌキ。足跡とフンの場所を写真に残し、動物に合った対処(追い出し・封鎖・必要なら許可手続き)につなげてください。
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運営:株式会社uloie「駆除太郎」/本記事は2026年9月時点の情報をもとにしています。













