横浜市には、屋根裏に入られた住宅向けの市の支援制度があります。ただし対象と期間がはっきり決められていて、これだけで解決するとは限りません。何が使えて、何が自己負担かを先に整理します。
結論:横浜市はアライグマ・ハクビシンが住居内(屋根裏等)に侵入した被害に限り、専門業者による「はこわな」の設置と回収を行っています。期間は1年のうち1人あたり2週間まで、予算上限に達し次第終了。コウモリは市の対応外で、道路上の動物の死体は無料で収集されます。
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この記事の目次
市が行う「はこわな」設置の条件
アライグマ・ハクビシンが住居内(屋根裏等)に侵入する被害が生じている場合に限り、専門業者による「はこわな」の設置と回収を実施できる場合があります。設置期間は、1年間(4月から翌3月まで)のうち、一人当たり2週間までです。
出典:横浜市「野生動物による被害について」(2026年5月15日更新)横浜市:野生動物による生活被害について
同じページには「予算の上限に達し次第、本事業は終了となります」とも書かれています。年度の後半ほど使えない可能性がある、という前提で考えてください。庭に現れるだけ、通り道になっているだけ、といったケースは対象外とされています。
捕獲したあとの扱いが動物で違う
アライグマ・タイワンリスを捕獲したときは、市が契約した専門業者が回収に伺います。ハクビシンの処分は各自で専門の業者に依頼等してください。
出典:横浜市「野生動物による被害について」(2026年5月15日更新)横浜市:野生動物による生活被害について
ここが見落としやすい点です。アライグマは市の業者が回収してくれますが、ハクビシンは自分で業者に依頼する必要があります。屋根裏に入っている動物がどちらなのかで、その後の手間と費用が変わります。見分け方は足跡・フンの見分け方と屋根裏の物音の判別表をご覧ください。
横浜市の相談先【一覧】
| 困りごと | 窓口 | 市がすること | 費用 |
|---|---|---|---|
| アライグマ・ハクビシン・タイワンリス | みどり環境局 環境活動事業課(045-671-3448) | 相談、条件に合えば はこわな設置・回収 | 相談は無料 |
| ネズミ | 各区の福祉保健センター生活衛生課 | 相談・助言(駆除は行わない) | 駆除は自己負担 |
| コウモリ | 市は対応せず、協会を案内 | — | 個人負担 |
| ハト・カラス | 環境活動事業課 | 相談・助言(場所の所有者・管理者が対応) | 個人負担 |
| 道路上の動物の死体 | 各区の資源循環局事務所(国道は国道事務所) | 回収 | 無料 |
本市では対応しておりません。 対策については、 公益社団法人神奈川県ペストコントロール協会 (有料・個人負担)にお問合せ下さい。
出典:横浜市「野生鳥獣に関するよくある質問」Q8(家にコウモリが棲みついている。/2026年4月1日更新)横浜市:野生動物についてお問合せの多い質問
コウモリは市の対応外です。追い出しと封鎖はご相談ください(点検・見積もり無料)
道路で動物の死体を見つけたら
路上等で動物の死体を見つけた場合、無料で収集します。発見した区の資源循環局事務所に連絡してください。
出典:横浜市「動物の死体」(2025年12月8日更新)横浜市:動物の死体の収集
国道で見つけた場合は資源循環局事務所ではなく国道事務所が窓口です。屋根裏など建物の中で死んでいた場合の扱いは、このページには書かれていません。腐敗臭やハエ・ダニの発生源になるため、業者に相談してください。
業者に頼んだ場合の費用相場【動物別】
| 動物 | 軽度の目安 | 重度の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ハクビシン | 3万〜10万円 | 10万〜30万円 | 屋根裏被害の代表格 |
| アライグマ | 5万〜15万円 | 15万〜30万円超 | 捕獲に手続きが必要で高め |
| ネズミ | 1万〜10万円 | 10万〜30万円 | 繁殖が早く再発対策が費用を左右 |
| コウモリ | 1万〜10万円 | 10万〜30万円 | 侵入口の数で変動 |
金額は「どこまでやるか」で決まります。追い出しだけの見積もりは安く見えますが、侵入口を塞がないと戻ります。内訳の比べ方は業者の選び方7つのチェックポイントで解説しています。
横浜市で業者に頼むときの注意点
- 市の支援は「捕獲」まで——侵入口の封鎖・清掃消毒・断熱材の交換は自己負担です。→ 再発防止工事の内容と費用
- 捕獲だけでは戻る——入口が残っていれば別の個体が入ります。封鎖まで含めた見積もりで比べてください
- 賃貸は先に管理会社へ——建物の隙間が原因なら修繕は貸主の義務が原則です。→ 費用は誰が払う?
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横浜市の害獣駆除でよくある質問
Q. はこわなは無料で設置してもらえますか?
公式ページには費用の明記がありません。対象条件(住居内への侵入被害)と期間(1人あたり年2週間)は明記されているため、費用を含めて環境活動事業課にご確認ください。
Q. 賃貸です。費用は大家と入居者のどちらが払いますか?
建物の隙間など構造上の原因なら、修繕は貸主の義務が原則です(民法606条)。入居者には遅滞なく通知する義務があるため、先に業者を手配せず、まず管理会社へ連絡してください。→ 駆除費用は誰が払う?賃貸・持ち家の負担区分
Q. 自分で捕獲したい場合は?
横浜市長の許可が必要です。アライグマ・タイワンリスは特定外来生物のため、被害がなくても申請でき、事前の届出が必要とされています。→ 捕獲許可の取り方
Q. マンションの上階から来ているようです
共用部(外壁・パイプスペース)が経路なら管理組合の対応範囲になります。管理会社へ報告してから動くとスムーズです。
まとめ:市の支援は「入口」、解決は封鎖まで
横浜市の支援は、条件に合えば捕獲を助けてくれる制度です。ただし対象・期間・予算に上限があり、封鎖と清掃は自己負担になります。まず窓口で使えるかを確認し、並行して封鎖まで含む見積もりを取っておくと、待ち時間を無駄にしません。
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運営:株式会社uloie「駆除太郎」/本記事は2026年9月時点の情報をもとにしています。

















