天井裏でカサカサ、夜中に壁の中をタタタッ——都市部の住宅でこの音を出しているのは、たいていクマネズミです。粘着シートを置いても捕まらない、毒餌を食べない。それはクマネズミの性質そのもので、対策の順番を変えれば勝てます。
結論:クマネズミは高所が得意・警戒心が強い・小さな隙間から入るの三拍子で、市販の粘着シートや毒餌は避けられがちです。正解は「侵入口の封鎖」と「餌断ち」を先に、捕獲は後。屋根裏に定着しているなら、封鎖まで含めて業者に頼むのが結果的に安く終わります。
屋根裏の音が2週間以上続いているなら、まず無料点検で侵入口を特定するのが最短です(関東全域)
この記事の目次
家に出るのはクマネズミ?ドブネズミとの違い
| クマネズミ | ドブネズミ | |
|---|---|---|
| 生活範囲 | 建物内(天井、屋根裏) | 屋外、建物1階以下 |
| 性質 | 臆病、警戒心が強い。殺そ剤・粘着シートを非常に警戒 | どう猛、警戒心が弱め。殺そ剤が効きやすい |
| 行動 | 壁をかけ上がる。垂直移動が得意 | 地面に巣をつくる。垂直移動は不得意 |
| フン | 細長く6〜10mm前後、通り道に散らばる | 太めで丸みがあり10mm以上 |
クマネズミは建物内(天井、屋根裏)を生活範囲とし、臆病で警戒心が強く、殺そ剤・粘着シートを非常に警戒する。壁をかけ上がるなど垂直移動が得意。
出典:千代田区「ねずみの種類・特徴と対策」(要約)
東京都の保健所資料でも、寄せられる相談の「ほとんどがクマネズミ」とされています(東京都保健医療局・保健所資料)。屋根裏で音がするなら、まずクマネズミを疑うのが現実的です。
クマネズミが手ごわい3つの理由
- 高い所が得意——電線・配管・外壁の凹凸を伝って2階や屋根裏に入ります。地面の対策だけでは届きません
- 警戒心が強い——新しい物を避ける性質があり、置いたばかりの粘着シートや毒餌をまたいで通ります。慣れるまで数日〜数週間
- 侵入口が小さい——1.2cmほどの隙間で出入りできるため、配管まわりやエアコン導入部の小さな穴が入口になります
粘着シート・毒餌が「効かない」と感じる理由
効かないのではなく、クマネズミの通り道と警戒心に合っていないのが原因です。市販グッズを使うなら、次の3点を守ると成功率が上がります。
- 置く場所は「壁ぎわの通り道」——フンやこすり跡(ラットサイン)がある壁沿いに、隙間なく敷き詰める。部屋の真ん中は通りません
- 数日は「置くだけ」で慣らす——粘着面を出さずに置き、通り道になってから稼働させる。毒餌も同じで、警戒が解けてから食べ始めます
- 餌を断つ——生ゴミ・ペットフード・米や乾物を密閉する。ほかに餌があるうちは毒餌を選びません
屋根裏で毒餌を使うときの注意:天井裏で死ぬと回収できず、腐敗臭とハエ・ダニの発生源になります。屋根裏に定着している場合は、捕獲より先に「追い出して塞ぐ」を優先してください。
「粘着シートを置いたのに音が続く」なら、侵入口が残っている合図です。点検・見積もり無料
正しい対策の順番【封鎖→餌断ち→捕獲】
- STEP1:侵入口を全部見つける——配管まわり・エアコン導入部・戸袋・基礎の通気口・屋根の隙間。ラットサインが手がかりです → ネズミの侵入経路はどこ?【5大チェックポイント】
- STEP2:金網・パテで塞ぐ——千代田区も「金属製のたわし、亀甲金網などでふさぐ」ことを案内しています。かじられないよう金属を使うのがコツ → 再発防止工事とは?材料と費用
- STEP3:餌と巣材を断つ——食品はフタ付き容器へ、布類・紙類・段ボールは処分
- STEP4:残った個体を捕獲——通り道に粘着シートを敷き詰める。超音波は補助にとどめる → ネズミに超音波は効く?
業者に頼むべきケースと費用の目安
| 状況 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 台所で1〜2匹、屋根裏に音はない | 自分で対処できる可能性 | 侵入口が限られ、粘着シートで捕れることが多い |
| 屋根裏・壁の中で音が続く | 業者依頼が現実的 | 侵入口が高所・複数で、封鎖に高所作業が要る |
| フン・尿のにおいが室内に出ている | 業者依頼 | 清掃・消毒と断熱材の確認が必要 |
| 飲食店・食品を扱う店舗 | 業者依頼 | 再発防止まで含めた管理が前提 |
費用の目安は1万〜10万円(軽度)、10万〜30万円(重度)。内訳はネズミ駆除の費用相場で解説しています。
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クマネズミ対策でよくある質問
Q. 1匹見たら何匹いますか?
断定はできませんが、クマネズミは繁殖が早く、姿を見る頃には複数いると考えたほうが安全です。フンの量と場所の広がりが目安になります。
Q. 賃貸の場合、費用は誰が負担しますか?
建物の隙間が原因なら大家・管理会社の負担になるケースが多いです。自分で業者を呼ぶ前に、まず管理会社へ連絡してください。
Q. 冬になればいなくなりますか?
逆です。寒くなると暖かい屋根裏や壁の中に入り込む個体が増えます。秋のうちに侵入口を塞ぐのが最も効果的です。
まとめ:クマネズミは「捕まえる」より「入れない」
警戒心の強いクマネズミ相手に、置くだけの対策は分が悪い勝負です。侵入口の封鎖と餌断ちで「住めない家」にしてから捕獲すれば、市販グッズも効き始めます。屋根裏に定着しているなら、封鎖込みで業者に頼むのが遠回りしない道です。
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運営:株式会社uloie「駆除太郎」/本記事は2026年9月時点の情報をもとにしています。

















